決済

決済の時、登記には住民票が必要です。また融資を受ける時は印鑑証明書も必要になりますので必要な枚数を確認しておきましょう。

融資の実行には、本申請後に融資実行の内定が決まった後に金融機関と金銭消費貸借契約を結びますが、余裕をもって決済日より前に契約を結んでおき決済の日に直ぐ融資の実行ができるようにしておきましょう。

決済は、所有権移転の書類を司法書士が、売主、金融機関、買主のそれぞれの書類の確認をします。また、移転登記を委任する為に各々が書類に署名押印をします。

司法書士が書類の全部揃ったことを確認しましたら、買主は残代金等を売主に支払い、売主より鍵の引渡を受けます。

また、買主は司法書士に所有権移転の為の登録免許税と手数料を、不動産会社に仲介手数料の全額か残金を支払います。

この後に司法書士が法務局へ書類を持ち込むか、電子申請をします。

およそ1週間から10日間(法務局や時期により変わります。)で登記が終了しますので、その後に登記識別情報通知(以前でいう権利書、保存登記済書です)が届きます。

登記識別情報通知には、アルファベットと数字で12桁の文字が記載されたものに、一度、剥がすと貼れない法務局の目隠しシールが貼られています。

この文字は誰かに見られると権利書を盗まれたのと同じことになりますので、他の人には見せないようにしなければなりません。

貼りなおしの為のシールはありますが、法務局のシールではないので一度見たことが判ります。

法務局のシールを剥がすと次に売却する時に手続きが面倒になりますので、剥がさないで保管をしていた方が良いでしょう。

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