決済

決済は、買主が融資を受ける時は、融資を受ける金融機関で場所を借りて行います。
また、借入が無いときは仲介不動産会社で行うことが殆どです。

決済には、司法書士(一般的には買主が指定する)が来て、所有権移転の為に必要な書類を確認します。次に買主の必要書類を確認します。

書類は、売主が個人の時は、印鑑証明書、住民票、戸籍謄本等(途中結婚している場合等)、権利書(又は登記識別情報)、委任状です。

法人の場合は、住民票の換わりに会社の全部事項証明書が必要になります。

書類が揃えば、買主が残代金と清算金があればそれを売主に支払い、売主は領収書と鍵の引渡をします。

残代金ですが、決済前にどのような金種で受け取るか買主に伝えておきます。

現金・銀行振出の小切手(預手)・振込み等、また、金額を分けて貰う時にはその金額を伝えておきます。

尚、振込みの時の費用は、売主買主のどちらが負担するかを決めておくと良いでしょう。

売主は、権利書を渡してしまいますが、登記が終わった後の空の権利書を記念に欲しがる方もおられます。もし、欲しければ司法書士にお願いをすると登記後に送って貰えます。

買主が融資を受けている決済の時は、書類の確認の後に銀行に融資の実行の依頼をしますが、実行されるまで結構な時間がかかります。早い時で30分、月末などは2時間近くもかかる時があります。

私事ですが、この間の時間が、重くなかなか会話が進まなくて辛い時間です。どなたか話好きな方がいると助かります。(余談でした。)

7.中間金の受取
9.確定申告